モンペラ、ジロラットのオーナー、デスパーニュ氏来日
シャトー・モンペラ、ジロラットのオーナー、デスパーニュ氏の本拠地
シャトー・トゥール・ド・ミランボー
かつてドイツのワイン批評誌でシャトー・ラフィットをしのぐ評価を得て、さらに漫画「神の雫」で「オーパスワンに匹敵する」とまで言われたことで大ブレークしたシャトー・モンペラのオーナーがこのデスパーニュさんです。
デスパーニュさんの元々の「本拠地」はこのシャトー・トゥール・ド・ミランボー、アントゥル・ドゥ・メールに位置するので赤ワインは単なるACボルドーになってしまいますが、右岸のワインコンテストでは上位入賞の常連、あのジロラットもこのちから生み出されています。
ちなみに日本にはよく来るようでグレイスワインの中央葡萄酒さんとはコラボワインをつくるほどの仲だそうです。
※今回その超限定コラボワインもご案内いたします。
■シャトー・トゥール・ド・ミランボー赤 2014 1750円(税別)
メルロー85%、ぶどう本来の味わいを楽しんでいただきたいため樽熟成は2割程度、あとはステンレスタンク貯蔵です。
フレッシュ&フルーティかと思いきやメルローらしいシルキーな口当たりと赤系でも落ち着いたシックな味わい、濃厚すぎず新鮮すぎず「大人の味わい」といった感じでしょうか。
■ジロラット2011 7500円(税別)
1haあたり1万本(通常は5000~8000本)の超高密植で水分ストレスを与え、さらに1本の樹から2~3房という超低収量により凝縮した葡萄を収穫、さらにそのぶどうを除梗後、そのままオークの新樽に入れて発酵、オクソラインというゆっくり回転するラックを使うことにより樽の成分を十分抽出してビッグな味わいでいながらシルキーなタッチも実現しています。
さらにこのワインは「ビオディナミ」で作られています。(認証は取っていません)
デスパーニュさんのワインはほとんどビオロジックに近い栽培をしているのですが「売らんがために認証をとることには興味がない」と言い切っていました、かっこいいですね。
■デスパーニュ&グレイス
ラ・ランコントル 2012
デスパーニュと中央葡萄酒(グレイスワイン)のコラボレーションワイン。
それぞれのワイナリーが最上級のキュヴェを1樽ずつ選出してブレンドしたものです。
チャリティオークションのためにつくられたワインですがごく少量を分けていただくことができました。
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