ツィアアイゼン タールライン 2019 750ml
- 産地
- ドイツ/バーデン
- 色
- 赤:ミディアムボディ
- ぶどう品種
- ピノノワール
Ziereisen Talrain
赤 ミディアムボディ
産地 ドイツ/バーデン地方
ブドウ品種 ピノノワール100%
樽熟成 10%を新樽225L/90%を古バリックで24ヶ月熟成
アルコール 13%
元々、家具職人として生計を立てていたハンスペーターは1991年にワイナリーを設立し、本格的なワイン造りを始めました。
バーデン南部の石灰岩土壌は、大抵三畳紀の貝殻石灰質土壌ですが、ツィアアイゼンの畑はブルゴーニュと同質のジュラ紀石灰岩土壌で、この土壌がドイツ国内で見られるのは唯一この場所になります。
ハンスペーターは醸造学校で学んだことがなければ、他の醸造所で実習したこともありません。
原産地呼称に拘りはなく、ワインが審査されるのを好まないため、彼のワインは全てラントヴァインでリリースされます。
標高が高くとても冷涼なミクロクリマ。
表土は鉄を非常に多く含むため赤い。
手摘みで収穫後、除伷したブドウ(70%)と全房(30%)で6週間の醸し発酵。
【テイスティングノート】
紫が抜けかけた鮮やかな色調。
赤と黒の中間くらいの香り。
フランボワーズ、メントール、バニラ。
丸みのある舌触りで甘やかな果実味。
酸は果実味に包まれている感じです。
タンニンは中程度。
バニラのようなまろやかな風味のアフターです。
一杯目はやや還元的ですが即開きます。
熟成のポテンシャルを感じましたが、現時点でもお楽しみいただけます。
2024年6月試飲