赤 ミディアムボディ

産地 ドイツ バーデン地方 アルテ ブルク（グラン・クリュ）

ブドウ品種 シュペートブルグンダー（ピノノワール）

樽熟成 あり

アルコール 13％

【ベルンハルト醸造所について】

フランスとスイスとの国境線沿いに位置し、ドイツで最も温暖な地、バーデン地方。
そこで最も注目を集めているのがベルンハルト・フーバー醸造所です。
1987年当時加盟していた協同組合を脱退し、理想のワインを造るため
自らブドウ栽培からワイン醸造、瓶詰めまでを行う醸造所を立ち上げました。
当時安価な甘口ワインばかり造っていた世間の冷たい風にさらされながら
ピノ・ノワールの栽培に命をかけ続け、ドイツ国内外で注目を浴びるようになりました。
次第にその名は世界に轟きたった20年ほどでドイツで最も権威のあるワインガイド「ゴーミヨ」にて2008年度最優秀醸造家賞を受賞。
2011年度は他を寄せ付けず、赤ワイン賞3冠に輝きました。
現在は彼の熱き魂を受け継いだ息子であり、新当主のユリアン・フーバーさんによって
素晴らしいワインが生み出され続けています。

【ワインについて】

ケントリンゲン村の北部に位置する特級畑がアルテブルグです。
マルターディンゲン村にほど近いロケーションになります。
畑は南東から南向けの斜面で、レスやロームの表土に石灰岩土壌になります。
周りに山などが無く非常に風通しが良いのが特徴です。
そのためブドウそのものの粒が小さくなり、皮も厚くなります。
アルテブルグは他のグランクリュに比べてより凝縮した男性的な味わいとなります。

【テイスティングノート】

繊細で香り高く果実味もエレガント。

フレッシュながら凝縮感のある味わい。

男性的と表現されていますが、個人的には女性的なミネラル、しっかりとした酸が感じられるワインだと感じました。

2023年7月試飲