ジャン マルク セレック パルティシオン 2018 750ml シャンパーニュ
Jean Marc Seleque Partition
泡 辛口
産地 フランス/シャンパーニュ
ブドウ品種 シャルドネ72%/ムニエ14%/ピノノワール14%
樽熟成 350~600Lのオーク樽で発酵、10ヶ月熟成後、瓶熟60ヶ月
ドサージュ 1.5g/L
アルコール 13%
輸入元 フィラディス
ピエリー村に拠点を置くジャン・マルク・セレックは、かつて高い名声を誇ったこの村に、再び脚光を呼び戻すかの如く躍進するスター生産者。
2008年からワイナリーを引き継いだ3代目となるジャン・マルクは、豪ヤラ・ヴァレーや米ナパ・ヴァレーのメゾン・シャンドンで研鑽を積み、優れた技術的アプローチを会得し家族のワイナリーに戻ってきた。
ジャン・マルクはドメーヌに戻ると即座に除草剤の使用を止め、オーガニック栽培へと移行し、2010年以降はビオディナミの手法も一部取り入れた。
2015年には最新の醸造設備を備えたセラーを建設し、グラビティ・フローを利用できる環境を整えた。
醸造にはステンレス、バリック、フードル、卵型コンクリート、アンフォラなど様々な容器を導入し、自然酵母で発酵、区画ごとに醸造し、清澄・濾過はせず、澱との熟成期間を長く持つことを基本としている。
SO2使用は最小限にし、極めて少量のドサージュに留める。
セレック・スタイルの基礎は、ワインの自然なバランスと果実や土壌の純粋な表現を追求することにあり、畑での最先端の作業、健康で完璧に熟した果実、人工的介入を抑えた醸造工程、長い澱との熟成期間が、活気に満ちた、真のテロワールのシャンパーニュを生み出す要素だとジャン・マルクは強く語る。
【テイスティングノート】
パルティシオンはフランス語で”楽譜”を意味し、ドメーヌ最上の7区画から最も熟成ポテンシャルのある各1樽ずつを選び抜きブレンドしたトップキュヴェ。
蜜リンゴやシトラス、白い花、ジンジャーブレッドのアロマ。
アタックは力強く、中盤にはミネラルとほろ苦さを感じさせ、余韻は非常に長い。
まるで7つの音符が最も調和の取れた楽譜を求めるかのように、それぞれの個性が1つになって素晴らしい味わいを奏でている。