エーレンバッハ ライヒホルツハイマー シュヴァルツリースリング 2022 750ml ピノムニエ
- 産地
- ドイツ/バーデン
- 色
- 赤:ミディアムボディ
- ぶどう品種
- ピノムニエ
Ehrlenbach Reicholzheimer Schwarzriesling Trocken
赤 ミディアムボディ
産地 ドイツ バーデン地方
ブドウ品種 ムニエ
樽熟成 バリックで14ヶ月
アルコール:13%
輸入元 ヘレンベルガーホーフ
醸造所のあるタウバーフランケンは、バーデン地方最北の「バーデンのシベリア」と揶揄されるほど冷涼で、この小地域だけで1000haをも誇る安旨ワインが多く造られていることで有名な地域です。
同地域で 2020 年にフローリアン・エーレンバッハさんよって誕生したのがエーレンバッハ醸造所です。
フローリアンさんは、真っ白な石灰岩土壌と一部赤色砂岩の土壌に植わっている非常に畑作業において手間のかかる品種であるムニエを、時間を惜しまず徹底的に管理し、醸造はフランケン地方のフュルスト醸造所で得た経験を生かしピノ・ノワールと同じ醸造工程を辿って造ります。
そのため、生まれるワインは極めてエレガントで特級の風格をもつ特別なムニエとなっています。
ほとんどの方にとってムニエという品種における初めての体験となることでしょう。
2024年のVINUM誌において早速ライジングスター賞を受賞し、「この醸造所は、試飲において最も素晴らしい発見の一つである」と早くも中でもとりわけ大きく紹介されました。
現在、弟のフィリップさんも参入し兄弟でドイツトップ生産者への道を登り始めています。
まだまだ新しい醸造所であるため、生産量が極少の為入荷も少ないので是非お早めにお試しください。
【テイスティングノート】
鮮やかなルビーレッドの色調。
小粒のイチゴ、ラズベリーの溌剌としたアロマ。
かすかに茎のようなグリーンな香り。
冷ややかでとうめ透明感のあるピュアなくち口当たり。
赤系果実のさわやかなベリー系の果実味に溌剌とした酸が舌で踊ります。
集約されたエキス感による甘さも感じます。
全房由来のグリーンなニュアンスが旨味として感じられ良いアクセント。
ピノノワールと区別が難しい味わいですが
タンニンに引き締まりがあり、ほのかにビターさを感じます。
エレガントな造りで今の時代貴重な冷涼感あるワインを生み出す造り手。
要チェックだと思います。
2024年12月試飲